松坂屋銀座店、88年の歴史に幕 開店前から千人行列

記事要約

 1924年(大正13年)にオープンした東京・銀座で最も古い百貨店「松坂屋銀座店」が30日、建て替えのため閉店し、88年の歴史に幕を下ろした。30日朝は開店前から約千人が行列をつくり、老舗百貨店との別れを惜しんだ。閉店後は再開発され、オフィスや多目的ホールなども入る地上13階、地下6階の複合ビルが2016年に完成。17年度にはビル内の大型商業施設がオープンする予定だ。

疑問

 なぜ建て替えにまで至ったのか。

考え・主張

 都会では恐ろしいスピードで、建物が次々と建てられているという印象がある。そんな中で88年もの歴史のある建物が、再開発ということで閉店となる。私は、長年あったものというだけでも、建て替えられてしまうということには、多少の抵抗がある。しかし、時代と環境の変化に沿って、都会でもやむを得ない事情が生まれるてくると思うので、ときにはそれを受け入れて、別れる悲しみとともに生まれる感動を味わいたいものだと思う。


その他

 特になし。

ホタテの天敵ヒトデ、発信器で追跡 網走水試、7月から調査

記事要約

 道立総合研究機構網走水試(野俣洋場長)は7月から、ホタテの天敵であるヒトデの生態を探る調査に約30年ぶりに乗り出す。オホーツク、根室両管内のホタテの産地ではヒトデによる食害が深刻化し、駆除が急務となっているが、その生態は明らかになっていない。海底での移動を超音波で追跡するなどし、ヒトデの効果的な駆除とホタテの安定生産につなげたい考えだ。

疑問

 ヒトデの駆除はホタテの安定生産に単純につながるのか。

考え・主張

 生物のデータを集めて、漁などの効率を上げていこうというのは、科学が実用される瞬間でもあり、科学の進化が具体化されるという意味で、感銘を受ける。しかし、実験に扱うのも生物であり、実用する先も結局は生物なのである。人が完全に知ることのできない、食物連鎖にも触れるという事実でもあるので、このような実験、そして実践は、慎重に行ってほしいと思う。

その他

 特になし。

朝日新聞記者を脅迫 容疑で露天商の男逮捕

朝日新聞記者を脅迫 容疑で露天商の男逮捕

記事要約

 露天商でつくる兵庫県神農商業協同組合が暴力団に利益供与したとされる問題の記事をめぐり、朝日新聞記者を脅迫したとして、県警暴力団対策課は30日、脅迫の疑いで加西市北条町北条、露天商伊藤哲也容疑者(48)を逮捕した。逮捕容疑は29日午後1時すぎから約15間、朝日新聞神戸総局の男性記者(30)の携帯電話に「大げさに書きやがって。おまえの家族も1週間以内に終わらせたる」などと脅迫電話をかけた疑い。「間違いない」と容疑を認めているという。

疑問

 暴力団がかかわる事件はなくならないのだろうか。

考え・主張

 暴力団というのは、世間的に悪い印象しかない。事件の多くが金が関わっていたりして、時に被害は、この事件のような一般企業にまでおよび、そのための、暴力団を取り締まるための条例なども全国で定められている。しかし私は、この条例こそが暴力団を正当化しているような気がする。というのも、暴力団を取り締まる「基準」が生まれることで、暴力団にとってはそのギリギリのラインで被害を及ぼしえないからだ。私は、条例などで暴力団の動向を抑えようとするのではなく、徹底的に暴力団に関わっている者を統制してほしいと思う。

 

その他

 特になし。

錦織、全仏で初の3回戦進出 日本男子で39年ぶり

錦織、全仏で初の3回戦進出 日本男子で39年ぶり

記事要約

 テニスの全仏オープン第5日は30日、パリのローランギャロスで行われ、男子シングルス2回戦で第13シードの錦織圭日清食品)が世界ランキング50位のグレガ・ゼムリャ(スロベニア)を6―1、5―7、6―1、6―4で下し、日本男子で1974年の坂井利郎以来39年ぶりに3回戦に進んだ。3回戦で第24シードのブノワ・ペア(フランス)と対戦する。第1シードのノバク・ジョコビッチセルビア)も勝った。

疑問

 錦織圭は、どこまでランクを上げていけるのだろうか。

考え・主張

 今回の全仏オープンで錦織は順調にコマを進めていまだに成長が衰えず、期待できる選手となっているが、仮に3回戦を突破したところで、4回戦には今までにも数ある優勝を勝ち取っているR,ナダルが待ち構えており、ベスト8に入り込むのはかなり難しいと思う。錦織は現在世界ランキング15位にいるが、今回の大会でナダルに勝てなければ、ランキングに変動は起きないが、逆にナダルに勝ってしまえば、ランクアップもあり得る。39年ぶりに、日本人が勝ち抜いているという記録も、新しいテニスの波が訪れたようで注目であり、国民総出で応援したいと思う。

その他

 特になし。

福島でがん増加「考えられない」 原発事故受け国連科学委調査

福島でがん増加「考えられない」 原発事故受け国連科学委調査

記事要約

 東京電力福島第1原発事故の健康への影響を調査している国連科学委員会は31日、放射性ヨウ素による周辺住民の甲状腺被ばく線量(等価線量)について、影響を受けやすい1歳児でも最大数十ミリシーベルトで、ほとんどが50ミリシーベルトを大きく下回ったとする推計を発表した。将来、事故による被ばくを原因とする「がん患者の増加は考えられない」とした。

疑問

 事故による被ばくは、放射性ヨウ素の等価線量だけで判断できるのか。

考え・主張

 原発事故による放射性物質による被ばくの心配は、国民誰もが持っているであろうが、その心配を取り払ってくれるニュースは、安心できるように思える。しかし、私は、観測された物質が放射性ヨウ素だけであり、完全に安心してよいものではないと思う。放射性物質には、ヨウ素だけでなく、セシウムプルトニウム、ウランなど、ほかにもさまざまな物質も含まれているため、それらが観測されていない限りでは、いまだ一時の安心ということにもなりかねないと思う。

その他

 特になし。

薬ネット販売で厚労省が基本方針 「使用者の状態確認を」

薬ネット販売で厚労省が基本方針 「使用者の状態確認を」

記事要約

 一般用医薬品(大衆薬)のインターネット販売に関する厚生労働省検討会は31日、ネット販売の安全確保策として「薬剤師ら専門家が、薬の使用者の状態を適切に確認できることが重要」などとする基本方針を大筋で取りまとめた。薬のリスクに応じた安全確保策の具体化は先送りされ、厚労省が今後、検討を続ける。

疑問

 薬のネットでの取り扱いは工夫を施したところで、本当に安全なものになるのか。

考え・主張

 私は、ネット上での薬品の安全性を訴えられたところで、販売ネットでの薬の販売は怖いという概念が簡単になくなるものではないと思う。なぜなら、国民の中には、ネット上での薬のやり取り自体に抵抗がある人が多くいて、何より、病院や薬局で購入するに越したことはないと考えられるからである。そのうえ、国民がネットでの薬のやり取りに慣れてしまった暁には、麻薬など不正な薬のやり取りの隙が生じる可能性も考えられるからである。

その他

 特になし。

全柔連元理事の永久追放提案へ わいせつ行為で調査チーム

全柔連元理事の永久追放提案へ わいせつ行為で調査チーム

記事要約

 関係者の女性へのわいせつ行為を認めた全日本柔道連盟全柔連)元理事の福田二朗氏(76)に対し、全柔連の特別調査チームは31日、東京都文京区の講道館で開いた会合で、会員登録を取り消して永久停止とする処分案をまとめた。この日の総務委員会で承認され、6月11日の理事会に諮る。
 

疑問

 連盟の人材に限って、柔道が国技であるという自覚はあるのだろうか。

考え・主張

 私は、柔道が、世界でそう呼ばれていることでも、日本の国技であると考える。しかし、そのような、日本の全柔連である立場が、このような淫らな行いで世間、世界中に名が知られるということは、国として非常に迷惑である。国技とされる柔道にとどまらず、国境をこえて関わるスポーツ連盟のような団体なら、国の代表であるという自覚をもってほしい。

その他

 特になし。